My First Satellite

「凧写真」その後だ。

前回、凧写真をご紹介したが、先週末は「風邪ひき」＋「台風」で新作が撮れず。
というわけなので、どんなモンで撮るのかご紹介。

凧にカメラをくっつけなければならないのだが、左がRigといわれる、カメラを取り付ける部分である。
前回予告の通り極めて「クラフト」な作り。
夏休みの工作（！）という声が遠くから聞こえてきた気がする仕上がりなのだが、バカにしてはいけない。
こいつ意外に「カネ」がかかっている、小学生如きには真似の出来ない代物だ。

中央の四角い箱、コイツにはなんとICチップが入っていて、チルトとパン（上下左右の動き）さらには、シャッターを切るという指令をサーボに出す。
カメラの上にあるのは、シャッターを押すサーボ。
サーボは、男の方ならラジコンで馴染みがあると思うが、ある角度だけ動くモーターである。
このサーボは、カメラにあおりの動きを付けるチルト用、少しずつ回転させるパン用にも付いている。
これで、自動的に画角を変えながら写真が撮れる。
これを凧にコイツをくくりつけて写真を撮ろうという魂胆なのだ。（みなさん、ついてきてる？）

ただし、これを単純に凧の糸に付けると、ブラブラしてどうにもならなくなるらしいので、先人の知恵より緩衝装置として何本かの糸に一度分けてからくくりつける。（これが上の方の凧糸が分岐している部分）
ついでなので言えば、その糸を小さなプーリー（滑車）に通しているのだが、このプーリーがラジコンのレーシング・ヨット用ということで、ボールベアリングが入っていたりして、めっぽう高価で、この辺りも小学生如きには手が出せない。

かくして、初飛行に至った訳であるが、まあ所詮凧に付けたカメラ、ブレまくりであった。（笑）
この辺りは、小学生並だ。
そんな中からの一枚。早く、まともな写真が撮りたいです・・・。